ミーティングはいつですか?

週明けに座談会が週1回あり、研究室の連絡事項(スケジュール、外部研究者来研日時、装置メンテナンス・トレーニング、学会発表申請期限)に加え、学生さんの研究テーマや就職活動等の指導をしています。学会・展示会での研究発表・技術紹介、先端技術論文の紹介・論文輪講を毎週実施しています。それ以外に、プロジェクトごとに週1-2回ミーティングをしています。二国間国際交流・共同研究中の海外機関や外国の研究技術者を含めたオンライン会議にも参加・聴講する機会があります。研究提携企業の部課長クラスや外部教授クラスが平均毎週来研されますので、就職に向けて企業関係者とお話する経験値が上がります。

コアタイムはありますか?

ございません。学生さんの成長(教員・共同研究者・先輩から指導を受ける)のため、平日10時には研究室に来ることを推奨しています。できれば、研究上の安全管理や環境セキュリティ対策から17時には終了してください。教員は朝から実験準備を開始していますので、指導を受けるためには必然的に10時から研究室に来なければ機会を失います。ある程度の期間で大学生活が充実するよう、ご自身のペースで研究活動も一人立ちできるようにサポート・アシストしています。

研究テーマの決め方は?

自分でテーマ提案できれば素敵ですが、研究室の環境を把握する必要があり、最初の1年間はとても難しい、不可能に近いと思います。そのため、登るべき山が高めか低めか、又は初体験か改善検討等の多種多様な複数テーマを提示して選ぶことができます。「成功する可能性」と「成功した場合に得られる知識・経験・人脈」を考慮して、途中でのテーマ変更も可能です。2つくらい触って見て学生さんが選ぶ、判断されることを推奨しております。特に、大学院進学を前提に3年間以上のテーマを選択したい場合は、国際会議発表や展示会広報等の研究業績の取得のために研究室訪問等の機会を活用して事前に相談をすることを推奨いたします。

就職は?

来研される企業研究者との積極的な交流・サポートにより、医療機器大手のテルモやライフサイエンス分野に進出する巨大企業の大日本印刷をはじめ、製剤、機能性容器、医療器具、医療デバイス、ライフサイエンス材料、エレクトロニクス材料、繊維、プラスチック、ゴム、微細加工、化学、化粧品、食品、精密電気、化学プラントエンジニアリング分野等の幅広い業種に就職しており、就職の内定率は群を抜いております。 国内外の産学官による研究連携体制により、複数の研究技術者から一層高度な就職指導やインターンシップ紹介が受けられます。詳細は教育推進ページをご確認ください。

奨学金はありますか?

日本学生支援機構の奨学金と共に、競争的な奨学金の獲得もできるように研究の早期成功体験や申請書の書面添削等のサポートを国や民間財団の審査委員の経験・人脈を活用して指導しています。2023年度は大学院学生全員(大学院進学予定者含む)が返還不要の民間奨学助成に採択された実績があります。年間数百万円以上の返還免除奨学金を獲得している学生、国際会議に参加発表するために奨学金に採択された学生、及び国内トップ研究室や海外大学での旅費支給を得た学生もおります。また、当研究室においてもRA、TA、SA等の立場を与えて、後輩や高校生に教える難しさや楽しさを与える教育体制を整えています。

学会発表は自腹ですか?

原則として、学会・展示会発表における国内外の出張経費で個人負担が無いように経済的なサポートしています。竹井研究室では、富山県立大学に着任以降、年平均数千万円の予算を継続的に獲得できており、13年間のこれまでに自己負担で学会発表をされた学生はおりません。学生が国際学会にて毎年参加発表しており、学部生でも研究会議や国際展示会を平均10回以上参加している学生もおります。国際的な学会・展示会での発表経験は、将来の成長ための大きな財産となりますので、経済的な心配を忘れて、研究活動に邁進してください。教員自信のプレゼンテーション発表や質疑応答を直接見て聞く機会、それも一回でなく数多くの体験を与えるように投資先の顧客満足度を上げられる活動をしています。

研究室のイベントは?

新歓、前後期の打ち上げ、忘年会、追いコンなどの飲み会に加え、研究室での懇親含む旅行を毎年実施しています。毎年平均10社程度の民間企業との研究協業があり、研究成果の発表・新技術紹介のため民間企業の研究技術者と出張することもあります。昨年は、学部生が北海道、山梨、名古屋、東京、大阪、京都、福井に、大学院生がベルギー、フランス、マレーシア、及びシンガポールに訪問しています。

留学できますか?

ぜひ短期でも留学することをお勧めしています。住み慣れた日本と違う不自由な環境だからこそ、学生時代に留学に行く意味があります。留学は確実にあなたを成長させる。ベルギー ルーヴェンと米国テキサスにそれぞれ約1年間海外滞在しました。格安航空券や高速インターネット・スマートフォンがある現在は留学自体のハードルが下がっておりますので、ステージの異なる方と合え、成長できるチャンスです。シンガポール、マレーシア、米国、フランス、又はベルギーと研究室は二国間国際交流しておりますので、ぜひ挑戦してください。留学先ビザの必要可否によりますが、夏休みや冬休み期間を含む数か月海外留学生活を楽しむ学生さんもおります。留学は学生さんの翼を鍛え、人生が変わります。

英語は必須ですか?

スマートフォンでの同時通訳も実現する今日ですが、英語は仲良くなるために大切です。運転免許証と同じ感覚で英語力を身に着けることを推奨しています。どうせ逃げることができない環境なら、人生の早い時点である程度できると異文化を知ることができ、人生が充実します。飛躍的にお得になりましたフィリピン講師とのオンライン英会話や国際会議への準備・発表の機会を活用して、英語学習に取り組んでいただきたいです。英語を使う仕事に就くためにだけでなく、自分が就ける仕事にて一定の英語力が必要になるかもしれません。大手や人気企業を志望する際には、著名な大学や優秀な学生と就職試験にて比較されることになります。英語でなくても中国語やマレー語でも大丈夫です。就職活動に備えて、少しでも差別化・アピールできる要素を持っておくことが望ましいです。

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